〜Spring Wind〜 - 4/11/2016 〜Spring Wind〜 長かった 夜 が明ける。 次第に 姿を表す 光景。五重の塔 は 優しく 照らされ 始めていた。 春の風 が 頬を掠めていく。 Nikon D810 Nikon AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED 24mm, 1/40, F11, ISO100
SONY「SEL55F18Z」レビュー - 5/10/2014 「MODERN + Classical = NOW 。」 SONY の 55mm の単焦点レンズを購入。 フルサイズ用 Eマウントレンズの記念すべき1本目。 どんな写りをするのか楽しみです。 |FE 55mm F1.8 ZA の良いところ ・クラシカルな雰囲気のボケ味。 - 適度に硬さを感じるので、オールドっぽいボケ味 。 ・キレがあり、立体感のある描写力。 -絞ると切れ味が鋭くなり、シャープ に写る 。 ・APS-Cだと82.5mmとして利用可能。 -軽量でコンパクトな 中望遠レンズ として使える。 |FE 55mm F1.8 ZA で撮影 |FE 55mm F1.8 ZA を使ってみて 片手で持って歩ける。 F1.8 のレンズっていいですね。片手で持ってても疲れないし、首からぶら下げてもつらくない。 気楽に撮影できるサイズと軽さ が 魅力のレンズだと思います。 オールドっぽい味付けのボケ味。 ボケに関しては 適度な硬さとザワつき を感じるので、やや「 オールドっぽい雰囲気 」。 とは言っても、「現代の描写 99% + オールドな描写 1%」という隠し味 程度なので、使いにくくはないです。 普通にきれいに撮ってもいいですが、この雰囲気の描写は フィルムルックなカラーと相性が良かったりします 。 そういったところを伸ばしてあげるのも このレンズの 面白い 楽しみ方 の 一つかと思います。 「 現代の工学設計で、オールド感を楽しめる 」、そんなレンズです。 α7 で 使える カスタムカラー を 販売中 Read more »
Nikon「Z5II」レビュー - 5/04/2025 「 BRAND NEW BRIGHTLY 」 |D810 から マウント移行 D810 2014年 (左) Z5II 2025年 (右) 2014年から 今まで 風景・星景の撮影で 愛用していた Nikon D810。 重たいので ミラーレスに 移行したいと 思いつつ、気づけば あっという間に 10年 。 ようやく ニコンから 満足できそうなボディ Z5II が発表されたので、購入しました。 レンズは 14-24mm f/2.8 を Fマウント用 から Zマウント用 に 新調。 D810 2014年 (左) Z5II 2025年 (右) 横幅と高さが小さくなるのは、やっぱり 良いですね。 ボディの重さは D810より 280g ダウン。 レンズの重さは 旧型より 320g ダウン。 合わせると 600g の軽量化 です。 Z5II の 性能・使用感 を D810 と比べてみると、 ・ 画素数が減る ・・・ ノイズに強くなって、データが軽くなるので 個人的には OK ・ カスタム呼び出しが楽になる ・・・ モードダイヤル を U1〜U3 に 回すだけで OK ・ 星景撮影が 圧倒的に 楽になる ・・・スターライトビューを オン にするだけで OK D810 だと カスタム呼び出し は メニューを開いて 何回も ボタン操作。 星景撮影 では 構図が真っ暗で 何回も撮って 確認という 作業を 繰り返してました。 今までの めんどくさかった 作業工程 が 一気に クリア されるのは ありがたいです。 |購入を検討したモデル 今までにも Z8 や Z6III に買い換えようとしたこともありましたが、断念。 Z8・・・サイズがデカく、D810と重さが変わらないので 見送り。 Z6III・・・横幅が まだ でかいな と感じたので 見送り。 Z7III(未発表)・・・発表されても Z6III と同じサイズのような気がする...。 でも、見送った 最大の理由 は、 ボディの素材 でした。 Z8 と Z6III は 前面以外の素材が セリーボという 樹脂素材。 エントリーの D5300 とかで 使われていたプラスチック素材 です。 触っても 金属のような... Read more »
Nikon「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II」レビュー - 7/15/2016 「望遠域の世界、表現域の追加。」 広角レンズを1年以上使ってきたので、 望遠レンズ を購入。 風景撮影の望遠域において、F2.8 は必要なのだろうか。 気合を入れて、使ってみるとしましょう。 |NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II の良いところ ・焦点距離70mmから200mmを利用可能。 -風景写真で汎用性の高い、 70mmを 使える 。 ・優しさを感じさせる描写力。 - カリッとさせるのではなく、柔らかさを伴う描写 。 ・柔らかく密度のあるボケ味。 - 水墨画のよ うな、滲んでいくボケ味 。 | NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II で撮影 | NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II を使ってみて 使ってみて、写りは一級品 。 「 水墨画が滲んでいくようなボケ味 」が特徴的で引き込まれるような魅力があります。 絵の雰囲気としては「 柔らかくて しなやかさ 」を感じるような描写。 シャープネスが強いわけではなく、「 誇張感がない 」絵作りなので好印象です。 でも、拡大してみると物凄く解像しているのが、このレンズの恐ろしいところ。 約1.5Kg なので 重たい 。 車で移動しての三脚撮影 という場合はいいのですが、 問題は手持ち で歩くというシチュエーション。 個人的には腕と肩にかなり負担がかかり、30分ぐらい撮影していただけで疲弊してきたので、余程の モチベーションとパッションが無いと持ち出さない と思います。 フォトウォークの場合は厳しいと感じたので、使うのは 三脚の場合だけ になりそうです。 重量に関してはネックがありますが、それをカバーする写りが魅力のレンズなので「 風景撮影では積極的に使っていきたい 」と思います。 私にとって「 重量 の重要性 」を教えてくれた、そんなレンズです。 Read more »
Nikon「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」レビュー - 3/11/2015 「Fマウントの世界、まずは広角から。」 初めての一眼レフに合わせて買ったのは 広角レンズ 。 これから 風景写真 はこのレンズで、切り取っていこうと思います。 |NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED の良いところ ・焦点距離14mmから24mmを利用可能。 - 16mmよりも広い、14mmを使うことができる 。 ・鋭い斬れ味の描写力。 - ズームレンズなのに、開放から剃刀のような解像力。 ・NASAが宇宙で使っていたのでお墨付き。 - 将来的に宇宙旅行の予定があっても、安心。 |NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED で撮影 |NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED を使ってみて 星景撮影で大活躍。 明るさが F2.8 まで稼げるということで、主に 星景撮影 で使っています。 設計は古いですが、解放から切れ味が良く、解像力にパラメータを特化させているのが特徴。 周辺部の像は流れやすいですが、 線が太くパンチのある絵 が出てくるのであまり気になりません。 フィルターが付けられない。 このレンズの弱点は「フィルターが装備できない」というところ。 前玉は出目金なので、 一般的なフィルターが付けられません 。 星景で使う身としてはソフトフィルターを付けられないのは 痛いポイント。 ピントリングがスカスカ。 あとは、 ピントリングが緩い です。 ちょっと触れただけでピント位置が変わってしまう。 暗闇のなかで合わせたはずのピントが ズレてたなんてことは よくあります。 隻眼の巨人。 使っていて感じたことを書きましたが、このレンズ・・・「 怪物 」だと思います。 ギリシャ神話に出てくる「 サイクロプス 」とでも言いましょうか。 細かいことは 圧倒的なパワー でねじ伏せてきます。 このレンズ、きっと 脳筋タイプ なんでしょう。 私にとっては「 圧倒的な 描写力 」を与えてくれた、そんなレンズです。 Read more »
SONY「SEL85F18」レビュー - 4/09/2018 「久々の単焦点、久しぶりの中望遠。」 中望遠の単焦点 が欲しくなり購入。 情緒感のある写りの ZEISS Batis 1.8/85 と悩みましたが、こちらをチョイス。 中望遠なのにスナップで 持ち出しやすい 軽さ が魅力的。 |FE 85mm F1.8 の良いところ ・クリアな描写。 - ニュートラル でクセの少ない描写。 ・自然でなだらかなボケ味。 -Gレンズのような上品なボケ味。 ・中望遠単焦点なのに軽い 。 -重量 371g。片手で振り回して歩ける。 |FE 85mm F1.8 で撮影 |FE 85mm F1.8 を使ってみて このレンズの良いところは ボケ味が美しい 。 この価格帯からは想像ができないような、 モダンな写り をしてくれます。 個人的には Gレンズ や G Master にも引けをとらないような 上品さ を感じる。 片手で持ち運ぶことができる重さ。 もちろん、F1.4 のレンズの方がボケ量と画質は向上しますが、サイズと重量が大幅アップしてしまうので、重い。 それを考えると、 片手で気軽に持つこと ができて、これだけの絵を表現できるというのは このレンズの大きなメリットだと思います。 スナップ撮影において中望遠というのは持ち出しにくい画角ですが、 このサイズと重量であれば持ち出せる 。 わたしにとっては「 上品なボケ味 」というものを教えてくれた、そんなレンズです。 α7 で 使える カスタムカラー を 販売中 Read more »
Nikon「Zfc」レビュー - 2/01/2022 「時代は巡る、Z Fusion 。」 聴くべきじゃなかった。触れるべきでもなかったんだ。 シャッター音が 心に響いた 、ダイヤルの感触が 心を揺らした 。 ただ、それだけだったんだ。 |Z fc の良いところ ・デザインがおしゃれ。 -金属ボディにアルミ削り出しのダイアル 。 ・オールドレンズが似合う。 -古いレンズと見た目の相性がいい。 ・クリエイティブピクチャーコントロールを搭載 。 -フィルム調の色をカスタムして遊べる 。 |Z fc で撮影 とりあえず、AI Nikkor 50mm f/1.4 S という 40年前に発売されたレンズをつけて撮影。 JPEG撮って出しの写真ですが・・・ 普通にいい 。 階調の描き方というか、光の捉え方というか、色の雰囲気というか、 気持ちの良い絵が撮れてる 感じがする。 |Z fc との出会い 時間はさかのぼり、 Z fc の 発表時。 ネットで画像を見たときは、別にかっこいいと思わなかった。 価格から想像するに、 デザイン がそれっぽいだけで残念な質感であろう。 ダイヤル の感触も良いわけがなかろうと。 とはいえ、ちょっと気になる。 実際に Z fc を 触ってみた。 「おっ! 惜しいところもあるけれど・・・(これは・・・いいぞ。)」 「この値段で・・・この質感は、なかなか・・・」 ボディは思っていたよりも作り込みの精度が高く 、 シルバーの 塗装も光の当たる角度で表情が変わって、チープさを感じない ようになっていた。 「ボディの質感は個人的には全然ありだな、シャッター音はどうだろう?」 ファインダーを覗いて、シャッターを切ってみる。 「・・・」 「これは!・・・(買おう。)」 そう、心が呟いていた。 耳元を「 フィルムカメラのようなシャッター音 」が掠めていった。 フィルムカメラは前に2〜3回 シャッターを切ったことがある ぐらい、だけど Zfc の シャッター音はあの時と同じような手応えがあった。 「今までの デジタル一眼 でこういう音作りのカメラって無かったんじゃないか 。」 この シャッター音 からは「 開発陣の音に対する徹底したこだわり 」が垣間見えた 気がした... Read more »
SONY「NEX-7」レビュー - 1/27/2012 「SONYの精神を具現化したかのようだ。 」 タイの洪水被害で発売が遅れること、約二ヶ月。 ようやく手に入った ミラーレスカメラ 。 マニュアル操作で限界があった NEX-5 から買い替え。 ようやく快適に マニュアル撮影 を楽しむことができます。 |NEX-7 の良いところ ・機能美が詰まったミニマルデザイン。 -このデザインに惚れて購入しました 。 ・新インターフェイスTri-Dial Naviを搭載。 - 3つのダイヤルで素早く露出決定できるという機能美 。 ・235万ドット有機ELファインダーを搭載。 -液晶画面だけではなく、ようやくファインダーで撮影できる 。 |NEX-7 との出会い 最初に買ったのは、ソニー初のミラーレスカメラ NEX-5。 最初はオートで撮っていましたが、「 マニュアル操作を覚えたい 」と思うようになり、露出をマニュアル操作で撮っていました。 しかしこの NEX-5、 ダイヤルがたったの1つしかなく、いちいちボタンを押して切り替えなければならないという、面倒な仕様。 「 ダイヤルがもっと付いてればなぁ・・・。 」 そんなことを思っていると、ソニーから新製品が発表されました。 「NEX-7 発表!」 クラシカルかつ モダンなデザイン 、そして ダイヤルがなんと3つ ! 「これでこの不毛な操作から解放されるぞ!」 そう 確信しました。 しかし、そんな喜びの最中、悲劇が起こります。 タイの震災により、生産工場が浸水。 NEX-7 発売延期が決定されました。 それから時は過ぎ去り・・・ とうとう NEX-7(ボディのみ) を発売日にゲットです! よし、 撮影に行くぞ! 撮影を楽しむぞ! と意気込みます。 でも、・・・レンズが無いんですよね。 NEX-5 はキットレンズごと売っちゃったし、もともとは SEL24F18Z を購入して付ける予定 だったし。 この SEL24F18Z ってレンズ、品薄過ぎてどこにも売ってないという結末・・・。 それから机の上で 6ヶ月近く、ボディだけの NEX-7 を愛でる日々が続いた 、そういうお話です。 |NEX-7 で撮影 Read more »
Nikon「D810」レビュー - 3/11/2015 「Nikonデビュー、高画素の世界へ。」 三脚での 風景撮影 に適しているカメラを探すこと、1年6ヶ月。 最終的に行き着いたのが、この一台。 高画素を活かすためメカ機構や機能をブラッシュアップして振動を 徹底的 に抑制。 「本質を追求」 していたのが決め手となり、購入しました。 |D810 の良いところ ・フルサイズセンサーを搭載。 -風景写真で、より高い 質感 を残すことが可能。 ・有効画素数3635万画素。 -風景写真で、 より豊富な情報量を残すことができる。 ・電子先幕シャターを搭載。 -電子シャターを使うことで、よりブレを抑制できる。 |D810 で撮影 |D810 を使ってみて 初めての一眼レフカメラ。 いままで小さいミラーレスカメラしか使ったことがなかったので、初めての一眼レフ。 ボディがかなり大きいので持ち運びが大変ですが、大きいことによるメリットもありました。 「 グリップが大きくて、しっかり握れる。 」 「 ボタンが大きくて、押しやすい。 」 ミラーレスカメラはボタンが小さく 押しにくかったので、このボタンサイズは助かります。 初めての 3600万画素。 2400万画素 でも十分だと思っていましたが、 風景写真 に関しては画素数による違いがけっこうありました。 密度が高くなることで、写真に「 風格を感じる 」ような気がします。 絵に「 説得力 」が増すというところでしょうか。 高画素で目立ちやすくなるブレを抑えるための機能を搭載。 「 ミラーアップ機能 」では露光前にミラーだけをあらかじめ上げておくことでミラーショックが起こらないようにできます。 「 電子先幕シャッター 」はミラーアップ機能がオンの時に使用可能。先幕だけ電子化することで、シャッターショックが抑えられて制振性の向上に繋がります。 「 露出ディレー機能 」はシャッターを押してから数秒後にシャッターを切ってくれる。ミラーアップ機能がオンの状態でもセルフタイマー的な使い方ができます。 2点拡大機能 で構図の水平を確保。 水準器でも水平にすることはできますが、2点拡大機能 では画面の端の2箇所を拡大して、水平... Read more »
SONY「SEL70200G」レビュー - 5/17/2019 「Gの証、Graceの称号。」 70-200mm F2.8 を使っていたけれど、重たい。 スナップ撮影で 持ち出せる重さの望遠 が欲しくなりました。 ということで、 F4ズーム の Gレンズ を入手です。 |FE 70-200mm F4 G OSS の良いところ ・誇張感がなく、優しい描写。 -コントラストがつきにくいので、階調豊かで上品な描写。 ・しっとりしていて、なだらかなボケ味。 -輪郭を緩く描いてくれるので、情景的な画と相性が良い 。 ・柔らかく拡散していく光。 -光源の位置によって、光の色を表現に取り入れやすい。 |FE 70-200mm F4 G OSS で撮影 |FE 70-200mm F4 G OSS を使ってみて 歩きながらの撮影がメインなら 、 F4ズームが最適 。 いままで 70-200mm F2.8 を使っていましたが、 F2.8 ってやっぱ重たい 。 F4 も決して軽くはないんですが、F2.8 に比べると圧倒的に 軽い です。 ポートレートは撮らなくて、 スナップと風景がメイン。 なおかつ、歩きながら撮るという方は 、 F4ズームが最適解 な気がします 。 このレンズは 4200万画素 のボディで使うことをお勧め 。 描写については面白いところがあって、「2400万画素だと 普通な描写 」なのに、「 4200万画素だと 立体的な描写 」に変化するというところ。 今まで ボディ(画素数)を変えて、描写の雰囲気が ガラリ と変わるなんて無かったので驚きです。 レンズの特性・優れている点として、 フレアの雰囲気 が美しい です。 構図の上部に光を配置すると、写真全体に 光が拡散して柔らかい雰囲気 になります。 ほかの Gレンズや G Master レンズでも、こんなふうに 光が拡散するレンズ ってなかなか無いので、これは大きなアドバンテージだと思います。 操作性の デメリットとして、 「切り替えスイッチ」が緩い 。 ちょっと手が触れてただけで、手ブレ の 切り替えスイッチ などが変わってしまっているので、注意が必要です。 と、いう感じでメリットとデメリットを書いてみましたが、このレンズ・・... Read more »
SONY「DSC-RX1R」レビュー - 12/01/2013 「この小ささだから、撮れる写真がそこにはある。」 初代RX1 の発表から1年3ヶ月、 R を購入してみました 。 初めての フルサイズデビュー がコンパクトデジカメ。 思っていた未来とは違いましたが、 フルサイズの描写 を楽しんでみようと思います。 |RX1R の良いところ ・フルサイズセンサーを搭載。 -コンデジなのにフルサイズセンサー。 ・専用設計の35mm F2 ゾナーレンズ。 -専用設計によって生み出さ れる、立体的な 描写。 ・密度のある重厚ボディ。 -チープさを感じない、質感高い マグネシウム合金。 |RX1R で撮影 |RX1R を使ってみて このカメラの魅力は「 立体的な描写 」。 解放で撮ったときには、寄りでも引きでも写真に「 浮遊感 」を感じます。 昨今のレンズとしては珍しい「 全群繰り出し方式 」を採用することで、絵に独特の雰囲気を持たせているのかもしれません。 もちろん、全群繰り出し方式による弊害もあり、 レンズ全体を大きく動かすので AF は遅め。 小さなモーターで全てのレンズを前後に動かすので、画質とのトレードオフというところです。 「撮影中に人が フレームイン」 してくれる。 どうやら「コンパクトボディ」と「無音シャッター」の組み合わせだと、撮影者に ステルス機能 を付与してくれるみたいです。 今までは人が構図に入ってきてくれるなんて ほぼ無かったので、これは嬉しい誤算です。 「 ダイヤルとボディの質感 」が素晴らしい。 ボディは「 高級感を感じるような塗装 」が施されていますし、ダイヤルもカチカチと「 剛性の高さを感じる 」気持ちのいい音がします。 手に持ってみると伝わってくる「 重厚感 」。 小さな見た目に反して 密度が高く 、ズシッとした重さが手に伝わってきます。 所有欲 を満たしてくれるような重さです。 かといって、重すぎる感じでもなく、首からぶら下げても 苦になる重さではないのが いい塩梅 。 使っていて気になった点は「 グリップが欲しい 」。 持った時に指の引っかかりがないので、右手のホールド感はかなり弱いです。 「 ファインダーも欲しい 」。 ファインダー無しの 背面液... Read more »