SONY「α7R III」レビュー


「早熟の第三世代、成熟の R。」

α7 II を手放し、R III にボディアップデート。


風景や星景撮影のサブ機 として稼働してもらう予定です。


|α7R III の良いところ

・4240万画素 裏面照射型センサー。
    -高画素ながら豊かな色域と諧調が好印象。
・APS-Cクロップモード機能。
    - APS-Cモードでも1800万画素を保持。
・ブライトモニタリング機能。
    -暗闇の中でも構図が確認できる。星景撮影で有効。


|α7R III で撮影









|α7R III を使ってみて


高画素機としては完成度の高い1台

・風景では 木々の数が多いシーン などで、分離感が増す。
・鳥や飛行機を撮る人は、トリミング に対して 余裕がある。
・パソコンで拡大表示したときに 楽しい(おまけ程度に)。

などが高画素機のメリットいうところでしょうか。

個人的には 2400万画素 でも十分に満足はできますが、風景写真などでは物足りなさを感じることもあります。

それに対し、高画素機だと 写真の雰囲気が散漫になりにくい というか、被写体の分離感 が増すことによって 見やすさが向上しているような気がする。

限られたシーンのみにはなるけれど、被写体の「 立体感 」という点にどれだけ価値を見出せるかが、高画素機の存在意義なんだと思います


デメリットは データが重たい

デスクトップ用の Core i7 でも読み込みと書き出しで、ちょっと待たされるな という感覚なので、気軽にサクッと扱いたくなるようなデータで
はないなという印象。

ここは画質とトレードオフの関係なので、しょうがないですね。

データの負荷に問題がなければ スナップ撮影 でも使っていこうかなと思っていましたが、風景専用機として使っていくことになりそうです。


2400万画素機 との「使い分け」。

α7 III  と α7R III、両方使ってみて 思ったこと。

結論としては「2400万画素と4200万画素、どっちもいい」。

「どっちでもいい」・・・ではなく「どっちもいい」ってところがミソ。


4200万画素が 上ってわけでもなければ、下でもなく。
2400万画素が 上ってわけでもなければ、下でもない。

そんな印象です。


シーンによっては R の方が 立体的に見えて気持ちがいい

また、別のシーンでは ノーマル α7 III のほうが、柔らかくて雰囲気がいい って感じます。

R III があれば 無印 III が必要なくなるわけではない んだな、と個人的には感じました。

スナップ撮影には α7 III風景には R III って使い分けになっていきそうです


高画素機の良さ、中画素機の良さ」それを同時に気づかせてくれた、そんな1台です。







人気の投稿

SONY「SEL55F18Z」レビュー

Nikon「Z5II」レビュー

Nikon「AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VR II」レビュー

Nikon「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」レビュー

SONY「SEL85F18」レビュー

Nikon「Zfc」レビュー

SONY「NEX-7」レビュー

SONY「DSC-RX1R」レビュー

Nikon「D810」レビュー

SONY「SEL70200G」レビュー