Canon「PRO-10S」レビュー


「顔料インクの説得力」

今までの 
MG6230(染料インク6色)から、顔料インク10色 の PRO-10S へ。

染料インクの PRO-100S と最後まで悩みましたが、PRO-10S をチョイス。

今までとは違う 表現域 を広げたかったので、顔料インクを選んでみました。



  • 落ち着いた発色で、力強さを感じる 画作り。
  • 15分程度でインクが定着、仕上がりの判断がスグできる。
  • 顔料なので多彩な ファインアート紙 で印刷するのに有利。


 注意点としては、
  • 光沢用紙 に印刷すると、光沢感 が失われる。
  • アート紙 で印刷する場合は、余白 3cm の設定が必ず必要になる。


〜比較したプリンタ〜

EPSON SC-PX5VⅡ(顔料インク、実質8色)
店頭でメーカーサンプルを見た印象はクールな画作り。建造物や金属、グラフィックデータなどのアート写真とは相性が良さそうに感じた。色や画作りがイメージと合わなかったため断念。

Canon PRO-1000(顔料インク、実質10色)
CP+2016 で印刷された写真を見て感動したプリンタ。欲しかったけれど、インク代が 約5,000円×12個、修理費 43,800円(税抜)と高いのでコスト面で断念。

Canon PRO-1(顔料インク、実質10色)
生産終了モデルのため PRO-10S と同じ価格帯になっていたので検討。PRO-1000 に比べればマシだけど、インク代が 約2,500円×12個。インクの容量は大きいが、私の使用頻度だと使い切る前にインクが固まりそうな気がする。あと、Wi-Fi 非対応なので断念。

Canon PRO-100S(染料インク、8色)
店頭でメーカーサンプルを見比べてみた印象は、鮮やかさやヌケの良さは PRO-100S が上。写真から立体感、説得力を感じれたのは PRO-10S でした。

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